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7 鼓動

ぼくは、今日も自転車でこの街を駆けている。

ドクン。

この街という「体」を駆け巡る血液のように。

ドクン、ドクン。

きっと誰かが必要なように、

ドクン。

きっとぼくも大切なピース。

ドクン、ドクン。

けっして止まらずに駆けている。

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