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26 たすき

きみは、今一度、あの時のことを思い出す。

つなぐことの大切さを思い出す。

 

そして、

徐に、肩から掛けたのだ。

 

きみは、もう一度走り出すだろう。

つなぐ相手は、今も待っている。

 

夜は今、明けようとしている。

 

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